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日記
定期調査
資料集
②鹿苑周辺
2012年01月11日
「鹿苑」は、鹿の保護施設をいい、施設内には、鹿の事が詳しく分かる資料展示室もあります。設立は、明治6年(1873年)4月、
市民有志により、「鹿園」が建設され、明治24年「財団法人奈良の鹿愛護会」の前進である、「春日神鹿保護会」が設立され、明治25年に木柵の整備が行われ「鹿園」(現在は「鹿苑」)をつくり、
昭和22年「奈良の鹿愛護会」と改称し現在に至っています。
場所は、奈良公園の中(春日大社・参道南側)に位置します。この奈良公園は、太政官布達により
明治13年(1880年)2月14日開園した都市公園、(通称:奈良公園、総面積は502ヘクタール。周辺の興福寺、東大寺、春日大社、奈良国立博物館、なども含めると総面積はおよそ660ヘクタール、東西約4キロメートル、南北約2キロメートル)、大部分が国有地で、奈良県が無償で借用し管理している、旧「史蹟名勝天然紀念物保存法」に基づく名称は「名勝奈良公園」正式名称は「奈良県立都市公園奈良公園」と言います。
奈良の鹿は、昭和32年9月、その歴史的価値と、野生動物でありながら自然馴化した特有の生態による学術価値によって、文化財保護法第69条第1項の規定により国の「天然記念物」に指定され、域内での無許可での捕
獲や傷痍行為が罰則をともなって禁止されています。
鹿は奈良の観光資源の一つでマスコット的存在であり、様々な鹿を意匠した土産物の販売や、1671年(寛文11年)に危険防止と樹木の保護のために始まり、毎年10月にはおなじみの伝統行事の「鹿の角切り」や、ホルンで鹿を集め餌をやる「鹿寄せ」というイベントも行われている。
鹿は春日大社の神使であり、春日大社創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が神鹿に乗ってやってきたと伝えられる(春日大社は鹿島含め3社の分霊)。それゆえ、奈良公園の鹿は古くから手厚く保護されてきており、不慮の事故も含め、殺めると厳しい刑罰を受けた。
基本的には餌付けされていない野生による繁殖にもかかわらず、個体数を増やしていった。しかし、明治維新からは手厚い保護への反発から、戦中から戦後しばらくの間は食糧確保のため狩られ、その結果頭数が数十頭まで激減した。その後は「財団法人奈良の鹿愛護会」が保護に努め、その結果、約1100頭(平成23年現在)の生息数が確認されている。
アクセス
近鉄奈良駅から徒歩30分、JR・近鉄奈良駅から市内循環バス8分「春日大社表参道」下車徒歩7分
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奈良県水循環・森林・景観環境部 水資源政策課
県土マネジメント部 河川整備課
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